今回は、いつもと違い私の妊娠、出産体験記です。
色々な苦労や不安なことが多かったので、少しでも同じような思いの方の参考になればと思います。
不正出血

私は社会人3年目くらいから生理周期が長いかつ不順、不正出血か生理かわからない出血が度々ありました。
クリニックで血液検査をするとホルモンバランスが原因と分かり、低容量ピルを服用することに。
ピルはなんとなく抵抗があったものの、その時は結婚、妊娠の予定なし。
それなら今排卵する必要がないため、ピルで排卵を抑制させ、身体を休ませてはどうかとお医者さんに提案頂いたことがきっかけでした。
ピルを辞めた時にはまた妊娠可能で、もしかしたら生理周期に関してもリズムが整ってくれるかもねとも言われ、期待していました。
多嚢胞性卵巣症候群の診断

そして服用から3年後。
結婚して挙式も終わり、そろそろ子供が欲しいなと思いピルをやめたものの、生理周期はすぐ不定期に。不正出血もはじまり別のクリニックへ行きました。
そこで自分が多嚢胞性卵巣症候群であることがわかりました。今まで散々色々な婦人科へ通ってきたものの、その病名を言われたことはありませんでした。
芸能人で不妊治療を公表していた人が言ってた病名だけど、つまり妊娠しずらいってこと??
とショックを隠しきれないまま治療法を聞くと、妊娠を望むなら排卵誘発剤、希望しないならピルとのこと。
不妊治療を始めるつもりで行っていなかったので多少の驚きはあったものの、2択で示してくださったことが私の場合はプラスに働きました。
どっちかしかないなら始めるしかないなと、あまり悩むことなく自然とタイミング療法を始められました。
そこから周期に合わせて薬の服用、毎朝基礎体温の測定を開始。
毎回くる生理にガッカリすることを繰り返しているうちに、タイミング指導の曖昧さや不明点がすっきりしないことなど、先生との相性が合わない気がして通院も億劫に。
思い切って病院を変えると、まずは不妊治療の初期で行う検査として卵管造影検査をしましょうと提案されました。
実はこの転院と検査が私の治療の転機となりました。
妊娠
この卵管造影検査は治療も兼ねており、子宮に造影剤を流すことで多少の卵管の詰まりは解消されるそう。先生ごとに見解はあるものの、私の通っていたクリニックではこの検査から半年ほどはゴールデン期間で妊娠しやすいと言われました。
そして実際に、検査後初めての排卵で見事妊娠!検査キットにうっすら線が入った時は嬉しさでいっぱいでした。
6週で一度病院へ行くと、胎嚢は確認できたものの心拍は確認できず。
そこからは検索魔になり、「いつ頃に心拍が確認できなければどうだ」とか、「12週の壁」など、色んな知識を得てしまったことで再び不安と心配でいっぱいの日々を過ごすことになりました。
素直に喜びたい一方、もしダメだったらと思うと素直に喜びきれない複雑な気持ちのまま、再び病院へ。
6週では確認できなかった心拍は8週で確認できとりあえずほっとすることができました(^^)
病院の転院

しかしその後先生に言われたのは「これから健診で通う病院はもう決めてる?」でした(°_°)
なんと。信頼できる先生でとても気に入っていたこのクリニックでは、続けて診てもらえなかったのです…
続く。
