千と千尋の舞台の1つと言われている、長野県にある渋温泉金具屋。
国登録有形文化財の宿で、4つの源泉8つのお風呂が有名で、ずっと憧れていたあの景色を見たくてクリスマスに行ってきました。
渋温泉 金具屋へのアクセスと詳細
住所 長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
TEL.0269-33-3131
電車で行く場合場合
長野電鉄 湯田中駅より長電バスで約10分。バス停「渋温泉」または「和合橋」下車より徒歩2分。
(公式HPより)
※JR長野駅より長野電鉄線にお乗り換え下さい。15:12湯田中駅着以降の便でしたら列車到着時間に合わせてお迎えにあがることもできます(最終18:05)。ご希望の方は長野電鉄に乗る際にお電話下さい。
千と千尋の舞台? 渋温泉 金具屋のお部屋
冬の長野はとても極寒でした!!
私たちは電車で訪れたので、駅に着いて送迎バスに乗って旅館へ。
まず、到着して思ったこと。
写真で見ていた景色とイメージが違う…?
と到着早々思いながらも、早速チェックイン。
とても歴史を感じる建物で、1階から2階に関してはエレベーターもなく、急な階段を上がっていきます。
泊まったお部屋がこちら。
斉月楼4階、木造文化財斉月楼最上階の客室で、折り上げ格天井や入口の花頭窓、杉四方征の床柱など当時の最高級。
入口に至る大判のケヤキの廊下も見どころとのこと。
貴賓室として作られたそうで、最も歴史があるそうです。
決して新しさはないものの清掃が行き届いており、豪華さの感じられるお部屋でした。
ただこれは建物の古さ故か、人が動くたびにしょっちゅう地震のような揺れを感じました。
渋温泉 金具屋のお食事
夕食
特別メニューの信州牛しゃぶしゃぶプランです。
品数が多く、お腹いっぱいになりました。
朝食
朝食も、前日の同じ部屋でした。
朝から豪華なお食事です!
お鍋がとても美味しかったです。
渋温泉 金具屋の温泉とお風呂
そして楽しみにしていた渋温泉!
金具屋には3つの大浴場と5つの貸切風呂、計8ヶ所のお風呂があります。
これはのちほどオススメポイントに紹介している源泉ツアーに参加するとわかることなのですが、専用の源泉を金具屋が4つ所有し、湯口、そして蛇口からでるお湯もすべて、源泉から湧いた温泉そのものが出ているそうです。
趣があるものの、決して清潔、綺麗とは言えないのでこれは好みが分かれるかもしれません。
貸切風呂はクリスマスということもあってかなかなか入りたい時間に空いておらず、全制覇はできませんでした。
渋温泉 金具屋のオススメポイント
お風呂の数や特徴は言わずもがななので、それ以外で3点をあげてみました。
文化財巡り
建物自体が登録有形文化財に指定されており、この建物の歴史や詳細を学ぶことのできる無料ツアーです。館内を上から下に、説明を受けながら回っていきます。
なんとなく、レトロだな〜趣があるな〜という程度にしか感じていなかった旅の始まりとは打って変わり、知識が深まることでここを訪れた醍醐味をじっくりと感じることができます。
源泉ツアー
3種類の源泉を説明を聞きながら回るツアーです。
外を巡るため防寒対策は必須。
金具屋にひかれている温泉のこと、渋温泉のこと、他の温泉とは成分がどう違っているのかなどを詳しく解説していただけます。
私は温泉が好きで各地巡っていますが、効能をより発揮させるための入り方が泉質によって違うこと、源泉は実はとても少ないこと等、聞いてから渋温泉を堪能したかった!!と思うようなことばかりでした。
※このツアーは朝開催されているので、連泊でない限りはツアー後にチェックアウトとなります。
ライトアップされた建物
チェックインの時には、あれ?と思っていた外観ですが、夜に改めて外に出て見てみるとキラキラと光っていて期待していたあの光景が!(TOP画像です)
iPhoneでもばっちり綺麗におさまりました。
渋温泉は金具屋に泊まることで、周辺の温泉めぐりもできるのですが、外に出なくても魅力的なお風呂が館内に全て揃っていたので、私たちは湯めぐりはしませんでした。
もう少し寒さがマシだったら周辺観光もしていたかも…というくらいに12月の長野は寒かったです。
寒い時期こそ訪れたくなる温泉。
行かれる際にはカイロと防寒対策をお忘れなく。
渋温泉 金具屋の予約は取れない?
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